オンライン出展

環境省

セルロースナノファイバー(CNF)の取組を紹介します。 CNFは日本各地の豊富な森林・植物バイオマスを原料にして作られる、リサイクル性に優れた次世代新素材です。化石資源や金属からの置き換えや、製品の性能向上に大きく貢献するものとして注目されています。 環境省では、CNFの活用によってCO2削減につながる取組を支援し、その普及拡大を図ることで、脱炭素社会、循環経済、分散型社会への移行を目指します。

セルロースナノファイバー(CNF)とは

CNFは木材などのバイオマスから得られる繊維を1ミクロンの数百分の一以下のナノレベルにまで高度に微細化して作られる、世界最先端のバイオマス素材です。 軽くて強く、断熱性、吸着性に優れるなどの性能が注目され、様々な分野で実用化の研究開発が進められています。 その中でも、環境省では自動車部品の軽量化、家電や住宅建材の高断熱化など、省エネルギー、CO2削減に貢献する分野での社会実装の支援を行っています。

詳細情報はこちら

環境省のCNFに関する取り組み

昨年度までの事業で、CNFを活用した自動車・家電・住宅/建材のCO2削減効果、リサイクル技術の評価、検証を行いました。 特に自動車分野では、各サプライチェーンがCNF複合化した樹脂材料で各種部品を試作し、実際に動く自動車を製造する等、大きな成果をあげています。 それらを踏まえ、今年度は産官学を繋ぐマッチングとガイドライン策定事業、商業生産設備への補助事業等を通じ、さらなる社会実装を推進しています。

詳細情報はこちら

CNFの自動車分野の取り組み  セルロースナノヴィークル

CNFを活用して、2020年に10%程度の軽量化を目標に、実際に動く車を製造してみよう、というプロジェクトを実施しました。足掛け4年のこのプロジェクトには、22の大学、研究機関・企業参加し、目標を共有しました。 完成した車「ナノセルロースヴィークル(NCV)」は16%の軽量化、11%の燃費改善、8%のCO2削減効果を達成しました。この成果をもとに、さらなる技術開発が各社で進められています。

詳細情報はこちら

CNFの建材分野の取り組み サッシ、高断熱部材等

CNFの断熱性、空間制御能等の特性を生かして、住宅建材の開発が進められています。 CNFをガラス、樹脂サッシ、添加剤等として活用することで、高断熱で快適な住宅を作る研究開発を行いました。 断熱性の高い住宅建材を使用することによって、空調によるエネルギー消費を抑え、冷暖房由来のCO2を約6%削減することができました。 また、CNFの原料に竹を使うなど、地域資源の活用にも役立つ工夫を行っています。

詳細情報はこちら

CNFの家電分野の取り組み 冷蔵庫パーツ

冷蔵庫の消費電力削減に向け、金属部材をCNF樹脂に置き換え、断熱性能の向上を図りました。製法・加工法の開発により、CNFを製造するときのCO2の削減にも取り組んでいます。CNFの使用により、部品周りの熱侵入量を1/4にすることができました。 その他、モータ、断熱材等の材料・デバイスを中心とした省エネ技術を開発、実機搭載検証を行った結果、冷蔵庫の年間消費電力は21%の削減することができました。

詳細情報はこちら

CNFリサイクル技術の開発・実証

CNF活用部材の社会実装が進むと、製造時に生じる端材や使用済の廃棄物が大量に発生すると見込まれ、カーボンニュートラルかつ循環型社会の実現に向けては、こうした端材や廃棄物のリサイクル技術が必要となります。一方で、CNF活用部材の製造段階における易リサイクル性、リサイクル材料の性能等は明らかではなかったことから、自動車部品や容器包装、家電部品等を対象に、CNFリサイクル技術の評価・実証を実施しました。

詳細情報はこちら
PAGE TOP