オンライン出展

愛知県公立大学法人
愛知県立大学

愛知県立大学は、教職員が担う教育研究や学生の共同研究等を通して、SDGsの達成に関わっています。特色の異なる5つの学部(外国語・日本文化・教育福祉・看護・情報科学)は、専門性の垣根を越えて地域と世界が直面する難題に取り組んでいます(パネル➀②③)。同様に、学生も学部をまたいで共同研究を進めています。ここでは「子ども食堂」に関わる地元企業の懸命な活動を分析する学生の思索を紹介します(パネル④⑤⑥)。

愛県大流SDGsのかたち―「つなぎ・むすぶ」交流から

本学の「国際戦略方針」と「アクション・プラン」には、SDGsに関わる多くのことがらが含まれています。その骨子は、①研究と教育のつながりによる「顔を見せる交流」、②人と地を結ぶ「足元からの交流」、③違いを認め相互理解を実現する「国際平和のための交流」です。地域と世界における人と地を〈つなぎ〉、〈むすぶ〉ことを本学のミッションと位置づけて、全学部の取組みと学部間・他大学の連携の2つの面からご紹介します。

詳細情報(国際戦略方針)はこちら 詳細情報(アクション・プラン)はこちら

全学で挑むSDGsの課題――2つの事例

2020年11月1日には外国語・日本文化・教育福祉・看護・情報科学の5学部を挙げて開催したシンポジウムで、地域の人びととの対話から、災害弱者を置き去りにしないまちづくりを考えました。今年5月29日には在名古屋ブラジル総領事館と本学5学部が共催して、東海地方のブラジル人学校と日本の公立学校の児童生徒との交流からサイエンスへの関心を引き出し、外国籍児童生徒がより良い教育と将来像を描ける取組みを開催する予定です。

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学部間・他大学との連携から迫るSDGsの実践

本学には、学部間や他大学との共同研究による取組みも存在します。①看護・教育福祉・情報科学による認知症ケア研究、②外国語・教育福祉の外国籍児童の母語支援、③情報科学・教育福祉が取り組む障がい児童の学習支援のロボット研究、④SDGsの視点からの看護・教育福祉の災害弱者研究のほか、⑤日本文化と県芸大の連携による災害時の文化財保存研究、があります。ここでは②の「継承スペイン語教室 LIBREO」の支援内容を紹介しています。

子どもだけじゃない!――子ども食堂を取り巻く現状

子ども食堂は、貧しい子どものための場所という印象を持たれがちですが、実際には、地域交流拠点という役割も併せ持っています。貧困というと、生活が困難な「絶対的貧困」のイメージが一般的ですが、日本ではむしろ、平均的な生活水準と比べ困窮した状態である「相対的貧困」が根深く、見えにくくなっています。相対的貧困家庭で育った親の子どもがまた貧困に陥るという連鎖が生まれ、自己責任で片付けられない現状があるのです。

子ども食堂と企業のSDGs

地域で子どもの育ちを支える子ども食堂がコロナ禍でも進展しています。地元企業も子ども食堂の運営に協力していますが、その実態はよくわかっていません。そこで私たちは、子ども食堂に寄付・貢献している企業を対象にアンケート調査を行いました。そして、子ども食堂に関わる企業関係者の思いや協力の形等を明らかにしました。子ども食堂はどのような企業でも気軽に参加できるSDGsの入り口にもなることがわかりました。

調査結果の概要

このパネルでは、26項目に及ぶアンケート調査の回答から、企業が捉える子どもの食堂の役割、子ども食堂に関わる企業の特徴や目的、今後の予定等について取り上げました。とりわけ、お金の寄付だけでなく、現地ボランティアや場所の提供等、様々な形で今後も協力する予定であることが重要だと考えました。このように、こども食堂と企業が協働することで、地域社会のSDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」等の達成に近づきます。

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