オンライン出展

名古屋市立工芸高等学校
都市システム科

人口減少、災害の激甚化やインフラの高齢化など、いま、私たちの都市(まち)は多くの抱える課題を抱えています。本校の都市システム科は、名古屋市立の高校では唯一の、まちづくりについて専門に学び、そして未来のまちづくりを考える学科として、SDGsが目指す「持続可能な社会づくり」に寄与すべく、まちの防災・減災や環境保全に関する研究や、まちの魅力を多くの人々に伝える啓発活動などの充実に力を注いでいます。

パートナーシップを大切に~みんなで創るまちづくり~

「まちづくり」は、ひとりの思いや考え、行動だけで完成しません。まちで暮らす人、観光や仕事で訪れる人、そしてまちを造る技術者が互いに協力することで創り上げることができます。都市システム科では、初年次より「ひとづくり」にも力を入れ、礼儀やマナーについて考えたり、ディベートや共同製作など、互いの思いを具現化する課題に取り組んだりすることで、パートナーシップを大切にできる人材の育成を目指しています。

ブラックアウト下での避難誘導方法に関する研究の実施

北海道胆振東部地震での火力発電所の一時停止、また平成30年台風24号での暴風雨による飛沫塩分に起因した送電線の短絡等により、広範な地域での停電、いわゆるブラックアウトが発生しました。都市システム科では、「暗い中でも、誰もが、確実に安全な場所に行くことができるまち」を目指して、まちを構築するインフラに、ブラックアウト時の避難誘導機能を付加するための方法に関する研究に取り組んでいます。

浸水害に関する研究の実施~浸水害擬似体験装置の開発~

令和元年台風19号では、福島県や長野県を中心として河川の氾濫による浸水によって多くの尊い生命が失われました。このとき浮き彫りとなったのが「まだ大丈夫」という楽観視から来たであろう、「災害からの逃げ遅れ」による犠牲が多かったことです。都市システム科では、「命を守るための避難“Evacuation”の一般化」を目指して、浸水中における行動の危険性を体感可能な「濡れない浸水害擬似体験装置」の開発に挑んでいます。

まちのヒートアイランド化の軽減方法に関する研究

気象庁の観測資料によれば、東京の年平均気温は100年間で3.0度上昇しており、都市部での気温上昇、いわゆるヒートアイランドの解消は都市空間における快適性を向上させるために検討しなくてはならない重要な課題の1つです。都市システム科では、社会基盤の構築に多用されるコンクリートに着目し、それを構成する材料の蓄熱性やコンクリート表面の被覆方法を要因とした「ヒートアイランドの軽減方法」に関する研究を実施しています。

鉄道で繋ぐコンパクトなまちづくりに関する取り組み

現在、少子高齢化による人口減少社会の到来を踏まえ、まちに関わる様々な機能の集約を目指した「コンパクトなまちづくり」が進められてきています。鉄道は、それらのまちを有機的に結び、人的・物的資源を円滑に循環させ、まちの活力を保ち、高める上で大切な役割を担っています。都市システム科では、より多くの人々に鉄道の魅力に触れてもらえるように、鉄道シミュレータの製作や鉄道ジオラマの製作に取り組んでいます。

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